こんにちは、トツカです
AMD CPUはZen2のRyzen 3000シリーズで大きくその名声を高めましたが、
今のところZen2世代のCPUにiGPU搭載のモデルはありません
しかし今年の発売が予定されている ”Renoir” APUは
Zen2世代のCPUコアと7nm Vega iGPUから構成され、
CPU性能でもGPU性能でも高い性能を持つことが期待されます
私自身も ”Renoir” APUを使って組みたいと考えています
その際のマザーボード選びには、
通常のマザーボード選びとは異なる要素があります
それは ”マザーボードからの画面出力” です
通常はdGPUの画面出力端子から出力をするので、
マザーボードの画面出力を気にしなくても構いません
しかし、APUを使う際にはマザーボードの画面出力を使用するので
端子に留意する必要があります
画面出力端子が限られたマザーボードの場合は接続出来るディスプレイも限られてしまいますし、dGPUの利用を前提にしているマザーボードの場合はそもそも画面出力端子を持たないこともありえます
比較的軽視されやすい要素ではありますが、非常に重要な要素です
ここでは画面出力に注目して、APU向けのおすすめマザーボードを紹介していきます
今回注目するポイントは以下の通りです
・2020/03/15時点で在庫情報があること
・2020/03/15時点で在庫情報があること
・B450チップセット搭載マザーボードであること
・HDMIとDisplayPort端子を合計2つ以上持つこと
(以下DisplayPortはDPと略します)
チップセットにはB450を選びました
X570マザーボードは高機能で高性能である代わりに値段が張ります
また、発熱やファンの音が気になることもありえます
性能を追求するなら素晴らしい選択肢になりますが、
APUにハイエンドはないのでB450でも十分だと考えます
また、デュアルディスプレイを実現するために
2つの扱いやすい画面出力端子を備えることも条件にしました
条件を満たすマザーボードは合計で9つ見つかりました
1.ATX
ATXマザーボードでは、ASUS・ASRockから4つの候補があります
特におすすめしたいのは、ASUS ROG STRIX B450-F GAMINGです
HDMI2.0とDP1.2を備えるこの製品は
2つのPCIe 3.0×4接続M.2 SSDを利用することが出来るからです
他の3つの製品も2つのM.2 SSDを利用することが出来ますが、
2つ目のM.2 SSDはPCIe 3.0×2接続になります
値段も4つの中では最も高く、2020/03/15時点で\15,000ー程度ですが、
せっかくATXマザーボードを選ぶならなるべくこだわりたい所です
また、定番となっているASRock B450 Steel Legendを選ぶのも良いと思います
よく売れている製品なので情報が多く、
設定や困ったことなどの対処法を見つけやすいのがメリットです
2.microATX
microATXマザーボードには2つの選択肢があります
ASRock B450M Steel Legendと
MSI B450M MORTAR TITANIUMです
ASRock B450M Steel Legendと
MSI B450M MORTAR TITANIUMです
この2機種の違いで最も大きいものは値段です
MORTAR TITANIUMは1万2千円台で販売されているのに対し、
Steel Legendは1万円弱で流通しています
B450M Steel Legendのコストパフォーマンスの高さは、
今回紹介する全機種の中でも随一です
今回紹介する全機種の中でも随一です
他にもいくつかの違いがあります
どちらもM.2スロットを2つ備え、
1つ目のスロットはPCIe3.0×4接続になりますが、
1つ目のスロットはPCIe3.0×4接続になりますが、
Steel Legendの2つ目のM.2スロットはSATA3.0接続で、
4つあるSATAポートの一つと競合します
対してMORTAR TITANIUMの2つ目のM.2スロットはPCIe2.0×4接続で、
PCIe2.0×4スロットと排他仕様になっています
また、MORTAR TITANIUMにはBIOS Flashback+という機能があり、
USBメモリと電源ユニットを用意すれば簡単にBIOS更新を行うことが出来ます
3.Mini ITX
Mini ITXには、ASRock・MSI・GIGABYTEから3つのモデルがあります
ITX規格であることから、いずれのモデルも
メモリスロットが2つ(計32GBまで)、Wi-Fi 5(ac)対応などの特徴がありますが
おすすめはGIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFIです
HDMI2.0×2、DP1.2×1と持つ合計3つの出力端子は、
ここで紹介する全製品の中で最多です
また、リアI/OにUSB3.2Gen2を2つ、USB3.2Gen1を4つ持つことも
3製品の中で最も優れているポイントです
ちなみにASRock Fatal1ty B450 Gamig-ITX/acは3つの中で唯一
USB3.2 Gen2 Type-C端子を備えます
APUを利用し、Mini ITXかつType-Cを持つPCを組みたいときには、
現状では唯一無二の選択肢です
まとめ
いざ丁寧にマザーボードを決めようとすると、
悩んでしまうことも多いと思います
この記事がAPU向けのマザーボード選びの参考になれば幸いです
結論として、ITXマザーボードならGIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI
そうでないならASRock B450M Steel Legendがおすすめです
個人的にもAPU向けのマザーボードを探しているのですが、
私はMSI B450M MORTAR TITANIUMを買いたいと思っています
自分の趣味なので多少のコスパは気になりませんし、Flashback+にも興味があります
そして何より白くてカッコいいのが魅力です
でも友人に勧めるならB450M Steel Legendが無難だと思います
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