スキップしてメイン コンテンツに移動

Gemiini Lake対抗のAMD CPU搭載のITXマザーボードがBIOSTARから

こんにちは、トツカです

TECHPOWERUPにあるように、BIOSTARがAMD A10ー9630P搭載のMini-ITXマザーボード
”A10N-9630E” を発表しました



AMD A10ー9630Pは2016年にリリースされたAPUで、
4コア/ベースクロック2.6GHz/ターボクロック3.3GHz/TDP 35Wなどの特徴を持ったラップトップ向けCPUです

iGPUにはAMD Radeon R5 Graphicsを搭載しています
 Radeon R5 Graphicsの性能はRadeon VEGA8のおよそ6分の1です



A10Nー9630Eは対抗となるGemini lake世代のSoCに比べて
「3DMark 11」で3倍以上、「CPU Mark」で30%以上高いスコアを持つことを売りにしています


具体的にPassMarkで調べてみると、A10ー9630Pのスコアは3771でした
対抗として挙げられているGemini Lake世代のCeleron N4100のスコアが2572
近いものではCore i5-7200Uのスコアが3495であることを考えると悪くない結果です
(ただしN4100のTDPは6W , 7200Uは15Wであることは考慮に入れる必要があります)




A10N-9630Eは2400MHzまで対応のDDR4 DIMMメモリスロットを2つ持ち、計32GBまでのメモリに対応します
M Key型のM.2 SSDスロットを備え、PCIe3.0×2もしくはSATA3での接続が可能です
その他にSATA3で2つのSSDを接続出来ますが、
M.2 SSDを搭載した場合には2つ目のSATA SSDは接続できなくなります
PCIe3.0×16スロットも備えるのでITXサイズのdGPUも搭載可能です

リア側I/Oパネルには2つのPS/2端子、VGAとHDMI (世代は不明)を一つずつ、
USB3.2 Gen1とUSB2.0を2つずつ、そして1GbE LAN Portを一つ持ちます

そして、I/Oシールドと2本のSATAケーブル、DVDドライバーとクイックガイドが付属します



この製品はITXマザーボードなので、
自分で小型PCを組み立てることが出来ます
自分はN4100搭載のミニPCを持っていて重宝しているのですが、
その役割を代わりに果たせるのではないかと期待しています

コメント

このブログの人気の投稿

Ryzen Embedded V2000が発表!Zen2採用、8コア16スレッドの組み込み式プロセッサ!市販品もあるよ!

 こんにちは、トツカです AMDから新しいプロセッサが発表されました といってもデスクトップ向けではなく、組み込み向けの「Ryzen Embedded」です しかし魅力的なスペックを持っていること、市販製品も存在することから是非ご紹介したいと思い記事にしました 今回発表されたのは ・AMD Ryzen Embedded V2748 ・AMD Ryzen Embedded V2546 ・AMD Ryzen Embedded V2718 ・AMD Ryzen Embedded V2516 の4モデルです コア数/スレッド数 標準クロック ブーストクロック iGPUコア数 iGPU最大クロック 最大同時出力画面数 L2キャッシュ TDP V2748 8C/16T 2.9GHz 4.25GHz 7 1.6GHz 4 4MB 35-54W V2546 6C/12T 3.0GHz 3.95GHz 6 1.5GHz 4 3MB 35-54W V2718 8C/16T 1.7GHz 4.15GHz 7 1.6GHz 4 4MB 10-25W V2516 6C/12T 2.1GHz 3.95GHz 6 1.5GHz 4 3MB 10-25W 数字の百の位が「7」、一の位が「8」となっている2つのモデルは8コア16スレッド、 数字の百の位が「5」、一の位が「6」となっている2つのモデルは6コア12スレッド となっています イメージとして百の位の数字がRyzen 7の「7」やRyzen 5の「5」を表し、 一の位の「8」や「6」はコア数を表しているようです また、数字の十の位が「4」となっている製品はTDP 35-54W、 数字の十の位が「1」となっている製品はTDP 10-25W とされています 今回のRyzen Embedded V2000シリーズにおいて何より注目すべきポイントは CPUの製造プロセスが7nmの「Zen2」である点です これはデスクトップ用のRyzen 3000シリーズやラップトップ用のRyzen 4000シリーズと同じ製造プロセスで、 AMD RyzenがIntel Coreに負けないようなシングルコア性能を手にしたことでゲームやオフィス用途での性能が大きく上がったという大事なプロセスでもあります 前モデルのRyzen Embe

ZOWIE CELERITAS IIを個人輸入しました

こんにちは、トツカです 日本では購入できない ZOWIE CELERITAS II というキーボード(US配列版)を個人輸入しました その行程について、簡単に紹介します 購入 購入はAmazon.comで行いました 元々はメーカーの公式サイトから購入する予定だったのですが、 不具合があった為Amazon.comからの購入になりました 値段は$129.99-で、追加料金のかからない通常発送を選択しました これが2020/6/15のことです AmazonからOPASへ Amazon.comからの商品は、 2020/6/18にOPASに向けて発送されました OPASは個人輸入に便利な私書箱サービスで、 簡単にアメリカの住所を持つことが出来ます 荷物は一度OPASの住所(私の場合はオレゴン州ポートランドでした) に送られた後、OPASから日本に配送されます 日本への直送に対応していない荷物の購入に役立つ他、 アメリカから荷物を複数購入するときにはOPASを経由することで 配送料を削減できる可能性があります OPASのサイトは完全に日本語に対応しており、 見積もり・決済の手続きも全てネット上で行えた(ぽちぽちと選択していくだけ) ので、英語が全く出来ない人でも心配はありません Amazonからの商品がOPASに届いたのは2020/6/21のことでした OPASからの発送 OPASに荷物が届いた時点で、私の元にメールが届きました その後、発送方法の見積もりを取ってもらってから 発送方法を選択して料金を支払うのですが、 日本とアメリカとの時差もあり、 決済が完了したのは2020/6/23でした 配送方法の選択肢としては UPSやDHL,FedExなどもありましたが、 配送日数の短さや値段の安さ、荷物の追跡が出来ることなどから ヤマト運輸を選びました 重量は8ポンドで大きさは12×25×52(センチ)、配送料金は$92.60でした 「送料割引」の欄に20ドルの割引が表示されていますが、 これはOPASの登録時にもらえるクーポンを使ったからです (実は今回は初回利用ではないのですが、初回利用時に使い忘れたので使いました) 荷物の追跡履歴(国内到着まで) 決済当日の6/23に受付された荷物は 翌24日にアメリカを離れ、27日に日本に到着しました そして、2020/6/28には私の自宅に

Seasonicの新しい電源ユニットは保証期間が魅力

こんにちは、トツカです 2020年3月2日、高品質な電源ユニットで知られる Seasonic が 新しい電源ユニットを発表しました 最大容量 700W の TITANIUM 認証ファンレス電源、 Seasonic「Prime Fanless TX」 記事中にもあるように、ラインナップされるのは 600W モデルと 700W モデル。 この内 600W モデルの方は、以前から国内発売されていた SilverStone Nightjar NJ600 という製品のベースモデルだとされています Seasonic Prime Fanless TX-700 はこんな見た目 SilverStone Nightjar NJ600 はこんな見た目です Seasonic のものは黒、 SilverStone のものは銀という外見上の違いがありますが、 実は 保証期間にも大きな違い があります SlverStone Nightjar NJ600 の保証期間が3年間なのに対して、 Seasonic Prime Fanless TX-700 の保証期間は12年 となっています Seasonicの 600Wモデルの詳細がまだ発表されていないのでこれはアンフェアな比較ですが、もし600Wモデルでも12年の保証がつくのであれば大きな魅力です また、もし保証期間が短かったとしても色は違うため、単純に選択肢が増えるという意味で素晴らしいことです ちなみに、 Seasonic Prime Fanless TX-700 の値段はまだ発表されていませんが、 SilverStone Nightjar NJ600 は2020年3月4日現在2万8千円から3万円程度で流通しています