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5月, 2020の投稿を表示しています

MSIは400番台「MAXなし」マザーボードでもZen3対応!

こんにちは、トツカです AMD B450やX470チップセットを搭載する マザーボードを愛用する人には朗報です MSIは全ての400番台マザーボードでZen3に対応するようです TECHPOWERUPの記事 にて明らかにされています AMD 400番台のマザーボードは 現行の全てのRyzen (Zen世代からZen2世代まで)  に対応しています しかし、EEPROMの容量が足枷となり Zen3世代のRyzen4000シリーズには対応できない と言われていました しかしMSIのマザーボードならその心配はないようです MSIのマザーボードにはEEPROM(BIOSが記録されている領域)が 16MBのものと32MBのものがあり、 16MBの製品群が発売された後に 名前に "MAX" とついた EEPROM 32MBのモデルが出たという経緯があります EEPROMが16MBのモデルはZen3対応のための容量が足りないのではないか ということが噂されていたのですが、 その不安をMSIが払拭した形です ですがやはり容量は十分ではないようで、 EEPROMが16MBのモデルに Zen3対応のBIOS更新した場合には 「旧世代のCPUに対応しなくなる」「BIOSが簡素なものになる」 という変化が生じるようです ちなみにEEPROMが32MBのモデルでは Zen3対応のBIOS更新をしてもこのような問題は起こらないとのことです 400番台のマザーボードでZen3への対応が発表されたのはとてもうれしいことです MSIのマザーボードにはBIOS更新に便利なFlashback+機能も搭載されているため、 今後も400番台のマザーボードの在庫があれば 非常に魅力的な選択肢になるかもしれません

In Win B1を使ったAPU構成

こんにちは、トツカです Zen2 CPUと7nm Vega GPUを搭載する デスクトップ版Renoir APUについては 期待も大きく、 個人的にも リークについての記事 を 書いたりしています 仕様について多少のリークがあり、 なんとなく現実味が湧いてきので、 APUを使った構成を考えてみることにしました 考えている内に欲しくなったので 現行の製品を使って組もうと考え、 一部のパーツはすでに注文しました PCケース: In Win B1 マザーボード: GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI[Rev.1.0] CPU: Ryzen 5 3400G メモリ: Crucial CT2K8G4DFS832A  SSD: WD Blue SN550 500GB OS: Windows 10 Home 64bit 構成提案型の記事では 最初にCPUの情報を持ってくる のが普通だと思いますが、 今回はPCケースから先に触れさせてください 今回採用したいと考えているケースは In Win B1 です Mini ITXのマザーボードに対応するケースで、 108×302×238mmという小ささや 丸みのある形状に特徴があります 別途グラフィックボードを搭載できないこのケースは APUにぴったりだと感じた為、 今回構成を考える上で外せない要素となりました In Win B1 フロントI/OはUSB3.0×1と3.5mmミニジャック In Win B1は200Wの80PLUS GOLD電源を搭載しています 今回の構成での最大消費電力は135Wになるので、 200Wあれば問題なく電源を供給することが出来ます このケースに合わせる マザーボードには、 GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI を選びました 以前 APU用のおすすめマザーボード という記事で 取り上げた製品で、 HDMI2.0×2、DisplayPort1.2×1 と画面出力端子を3つ、 USB3.2Gen2×2、USB3.2Gen1×4 とUSB端子

ロープロモデルのRX550がMSIから! - Yeston RX550-4G LP D5との比較も

こんにちは、トツカです 現行(?)のRadeon dGPUで最廉価なRX550に、 新しい製品が追加されます しかも、これまで入手経路が少なかった ロープロファイル対応モデルです 今回発売されるのはMSIの ”Radeon RX 550 4GT LP OC” というモデルで、 VRAMには4GB GDDR5、 コアクロックは1203MHz などとなっています ロープロファイル対応のグラフィックボードは 中古のオフィスPCをリメイクする時などに 重宝するのですが、 Radeonの中では これまでほとんど選択肢がありませんでした これまでの数少ない選択肢としては、 Yestonというメーカーの RX550-4G LP D5 がありました ロープロのRadeonを探す時に候補となるだろう MSI RX 550 4GT LP OC と Yeston RX550-4G LP D5 について 比較しながら見ていきたいと思います  共通点として、 両製品ともにRX550のチップを搭載しています また、どちらも4GB GDDR5 をVRAMとして搭載しています (RX550にはVRAMが2GBのものと4GBのものがあります) メモリバスが128bit, メモリクロックが6Gbps というのも同じです 見てわかる違いとして、 ファンの数が異なります MSIのものはデュアルファン、 Yestonの製品はシングルファンです もう一つは厚みで、 MSIの製品は2スロット占有、 Yestonは1スロット占有です 内部の違いとしては コア数があります MSIの製品は512コア、 Yestonは640コアです (Yeston公式のスペック表にはPolaris11と書いてありますが、 実際にはMSIのものと同じようにPolaris12コアを使っているようです) また、クロック数も異なります MSIのものはブーストクロックで1203MHz、 Yestonのものはコアクロックが1071MHzとなっています それによってか、消費電力も変わっています MSIは50Wで推奨電源容量は400W、 Yestonは40Wで推奨電源容量は300Wです

デスクトップ版Renoirの4700Gがリーク、8コア16スレッドのAPU! - 3400G,4900Hとの比較

こんにちは、トツカです 個人的にも非常に興味があるデスクトップ版Renoir について、ワクワクするような情報が出てきました VIDEOCARDZ と WCCFTECH に面白い記事が載っています 記事によると、Ryzen 7となった4700Gは CPUに8コア16スレッドのZen2コア iGPUに8コアの7nm Vega を持つAPUのようです また、L3キャッシュは8MBで TDPは65Wとなっています 3400Gと比較すると、 コア数・スレッド数ともに2倍で L3キャッシュも2倍ながら TDPは据え置きです iGPUのコア数は11から8に減っていますが、 プロセスが7nmに進歩しているので 大丈夫...ということだと思います また、iGPUのクロックが1750MHzになっているのもポイントです (3400GのVega11は1250MHzです) CPUのクロック数は3400Gの ベース3.7GHz/ブースト4.2GHzから ベース3.0GHz/ブースト4.0GHzにダウンしています しかし4700Gの数値はES品のものなので 製品版ではこれより高くなると思われます また、Zen+からZen2への進化でIPCは大きく向上している為、 もしクロックがあまり伸びなかったとしても 性能的に懸念は生まれないはずです (ES版3400Gのクロックが分かれば良かったのですが、見つけられませんでした) 3400Gとの比較はこれぐらいにして、 モバイル版RenoirであるRyzen 9 4900Hとの比較に移ります 4700Gと4900Hは同世代で、 どちらも8C16Tなので設計的には近いものがあります 大きな違いはTDPで、 4900Gは45Wですが 4700Gは65Wです TDPが上がることで、 CPUのターボクロックや GPUのクロックが上がることが期待できます 4900Hは ベース3.3GHz/ブースト4.4GHz で iGPUのクロックが1750MHz ということを踏まえると、 4700Gは4900Hより(そして3400Gと比べても) 高いクロックを持つかもしれません まだ不確定なリークに過ぎないのですが、 どうしても期待してしまいます

Intel DG1は768コア、VRAMは3GB

こんにちは、トツカです VIDEOCARDZ にて、 インテルのディスクリートGPUである Intel DG1に関する新しい情報が掲載されていました これによると、Intel DG1は 8つのコアから構成される Execution Units(EUs)を96個、 合計768コアを搭載するようです また、VRAMは3GB(種類は不明) を搭載するとのことです ただし、dGPUとしてはエントリークラスの性能に留まっているようで、 「モバイル用iGPUを転用したくらい」との評価がなされています ちなみに、DG1よりも高性能とされるIntel DG2では 一つのEUあたりのコア数が16(DG1の2倍)になるという 噂も載っています 現実的にどんな性能かはともかく、 新しいGPUが出るのは非常に楽しみです

Ryzen 4000シリーズは「公式には」400番台のマザーボードでは使えない

こんにちは、トツカです Zen3アーキテクチャを採用するRyzen 4000シリーズを使う為には、 500番台以降のチップセットのマザーボードが必要なようです WCCFTECHの記事 にて、 AMDの見解が示されています 同じAM4ソケットを採用していても、 Zen3 CPUは400番台以前のチップセットをサポートしないようです 理由としては「BIOSの容量」が挙げられています 元々Zen2 CPU用のX570やB550ならば Zen3用のBIOSに更新できるものの、 X470やB450チップセットを搭載するマザーボードでは厳しいようです また、Zen3 CPU用に600番台のチップセットが 登場することも予告されています このこともあり、400番台以前のマザーボードの Zen3対応はないとされています ただし、 マザーボードによっては メーカー側の対応があればZen3に対応する可能性もある ようです Zen4世代以降のCPUではソケットが変わり、 Zen3世代が最後のAM4ソケット CPUになるとされています そのことも、500番台や600番台のチップセットを搭載した マザーボード選びに影響するかもしれません 「同じソケットだけど互換性がない」というのは AM4ソケットの寿命の長さが原因です 記事中ではこのことにも触れられており、 最初期と比べCPUのコア数が4倍、スレッド数が8倍になっていること (4C4T→16C32T) 帯域幅が4倍になっていること (PCIe 3.0×12 → PCIe 4.0×24) 等が紹介されています

HyperXとDuckyのコラボキーボードが気になる

こんにちは、トツカです HyperXから、 HyperX x Ducky One 2 Mini Mechanical Gaming Keyboard という限定キーボードが発表されました このキーボードは 「Ducky One 2 Mini」というDuckyの60%キーボードをベースに、 HyperX red linear mechanical switchというキースイッチを 採用しています HyperX x Ducky One 2 Mini Mechanical Gaming Keyboard Ducky One 2 Mini Dukcy One 2は非常に魅力的な60%キーボードで、 HyperXの独自開発スイッチもマニア心をくすぐります その2つがコラボするというのは実用性を超越した ワクワク感があります しかも全世界で3,700機限定という面も 大きな魅力を持っています...... 必要か、と問われればそうではないのですが、 なんとなく気を惹かれてしまうようなキーボードです ちなみに発売日や価格は このブログを書いている段階では公表されていません

Zen+になったRyzen 3 1200はi3 9100の座を狙う

こんにちは、トツカです Ryzen 3 1200がZen+になって復活する という記事の続編です Ryzen 3 1200のZen+リフレッシュ製品は 価格帯的にAthlon 3000Gの後継であり、 Intel CPUでのライバル機種は Pentium Gold G5400辺りだろう と予想していました しかし、実際の性能はi3 9100Fに近いものがあるようです WCCFTECH でRyzen 3 1200AF (Ryzen 3 1200のZen+版) の紹介がされています Ryzen 3 1200AFはi3 9100Fやi5 7400、 Ryzen 3 1200 (従来のもの)、 そしてRyzen 3 1200AF自身をOCしたものとの比較がされています 比較にはCINEBENCH R15/R20が用いられています Ryzen 3 1200AFはOCすることで i3 9100Fと近い成績を残し、 そのまま使うとi3 9100Fとi5 7400の 中間の性能となっています そのままの性能では9100Fに劣っていますが、 9100FがOCできないことを考えると挽回の余地はありそうです 地味ではありますが、 ローエンドクラスのCPUもZen+プロセスになったことは かなり便利だと思います ローエンド帯でも競争が熾烈になっていて、とても面白いです

FILCO MINILA Airの限定品が気になる

こんにちは、トツカです US配列の無線キーボード という記事に書いたように、 カジュアルに使えるワイヤレスキーボードを探しています 色々とおすすめしてもらったり、 自分で調べたりもした結果、 Majestouch MINILA Air シュガー に 魅力を感じています Majestouch MINILA AirはBluetooth接続のキーボードで、 US配列の場合67キーというコンパクトさが特徴です 今回興味を持っているのは 2色成型のキーキャップを採用した限定モデルです 2色成型のキーキャップには「使い込んでも印字が消えることがない」 という利点があります 今回の「シュガー」モデルは、 キーボードのベース部分が白、 キーキャップが2色成型になっています キースイッチにはMX青軸を採用していて、 使っていて楽しくなるような キーボードだと思います 白をベースにした美しい色合いに惹かれ、 ぜひとも欲しくなっています

4TBのNVMe SSDが登場!

こんにちは、トツカです 大容量のストレージが欲しい方には朗報です 1枚で4TBを実現するM.2 SSDがついに発売されました 発売元はOther World Computing、 東芝製のTLC 3D NANDと Phison製のコントローラを搭載しています (Other World Computingがどんな会社か 分からなかったので調べてみたのですが、 ストレージ系の周辺機器を中心に色々な製品を 販売しているようです) Phison&東芝という構成は 自社製造をしていない会社の製品などでよく見るもので、 割と無難な選択肢だと思います 接続はPCIe 3.0×4で 転送速度はシーケンシャルライトで3,400MHzとされています TBWは6,820TBで、 容量の1,705倍になっています (こういう数値は参考程度にしかならない気もしますが折角なので書いておきます) 懸念点があるとすればそれは値段です 公式サイト での販売価格は1,150ドル程度となっており、 容量あたりの価格は決して安くありません しかし一枚のM.2 SSDで4TBを実現しているというのは 代えがたい魅力であり、人にとっては喉から手が出るほど欲しい製品です (私もSSDを一枚だけ載せられるミニPCに搭載することを検討しています)