スキップしてメイン コンテンツに移動

In Win B1を使ったAPU構成

こんにちは、トツカです

Zen2 CPUと7nm Vega GPUを搭載する
デスクトップ版Renoir APUについては
期待も大きく、
書いたりしています

仕様について多少のリークがあり、
なんとなく現実味が湧いてきので、
APUを使った構成を考えてみることにしました

考えている内に欲しくなったので
現行の製品を使って組もうと考え、
一部のパーツはすでに注文しました

  • PCケース: In Win B1
  • マザーボード: GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI[Rev.1.0]
  • CPU: Ryzen 5 3400G
  • メモリ: Crucial CT2K8G4DFS832A 
  • SSD: WD Blue SN550 500GB
  • OS: Windows 10 Home 64bit


構成提案型の記事では
最初にCPUの情報を持ってくる
のが普通だと思いますが、
今回はPCケースから先に触れさせてください



今回採用したいと考えているケースは
In Win B1です
Mini ITXのマザーボードに対応するケースで、
108×302×238mmという小ささや
丸みのある形状に特徴があります

別途グラフィックボードを搭載できないこのケースは
APUにぴったりだと感じた為、
今回構成を考える上で外せない要素となりました


In Win B1

フロントI/OはUSB3.0×1と3.5mmミニジャック

In Win B1は200Wの80PLUS GOLD電源を搭載しています
今回の構成での最大消費電力は135Wになるので、
200Wあれば問題なく電源を供給することが出来ます



このケースに合わせる
マザーボードには、
GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI
を選びました

取り上げた製品で、
HDMI2.0×2、DisplayPort1.2×1
と画面出力端子を3つ、
USB3.2Gen2×2、USB3.2Gen1×4
とUSB端子を6つ持つことなど
外部出力の多彩さが魅力です
(USB2.0端子もあったら完璧でしたがありません)

外部出力端子が限られるIn Win B1での構成に
うってつけのマザーボードだと思います



CPUはRenoir世代の6コア製品(4500G?)を
狙いたいと思っていますが、
今買うならRyzen 3 3200Gにします
\13,000-程度の価格が魅力で
それが3400Gではなくこちらを選んだ理由です

性能で選ぶなら3400Gですが、
\20,000-くらいするので
3200Gで十分だと考えました



CPUクーラーには
3200G付属のWraith Stealth
をそのまま使う予定です
In Win B1は高さ60mmまでのCPUクーラーしか対応しない
小型のケースですが、
こちらのブログにて
丁寧に記述されている通り
Wraith Stealthは使うことが出来ます

もし音や発熱が気になるようであれば、
Deskmini A300で定番となっているAinex IS-40X
Noctua NH-L9a-AM4をつけてみようと思います



メモリはCrucial CT2K8G4DFS832Aです
Micron製のネイティブ3200MHzメモリで、
8GB×2枚で16GBです

特に大きな理由はなく、
Micron製で8GB×2枚という点だけで選びました



SSDにはWD Blue SN550の500GBモデルを買いました
PCIe3.0×4接続のM.2 SSDで、
手頃な価格からくるコストパフォーマンスの高さが
評価されています



最後にOSはWindows 10 Homeです
Pro版の機能は必要ないのでHome版にしました



この構成での価格は、以下のようになります
(金額は100円単位で丸めました)

【CPU】AMD Ryzen 5 3400G BOX ¥13,000
【メモリ】crucial CT2K8G4DFS832A [DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組] ¥8,800
【マザーボード】GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI [Rev.1.0] ¥15,500
【SSD】WESTERN DIGITAL WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C ¥8,800
【ケース】IN WIN CS-B1BLK-PS200W ¥11,600
【OS】マイクロソフト Windows 10 Home 64bit 日本語 DSP版 ¥13,000
【合計】\70,700

おおよそ7万前後でPC本体が組めるというのは良心的で
素晴らしいですね......



















コメント

このブログの人気の投稿

Ryzen Embedded V2000が発表!Zen2採用、8コア16スレッドの組み込み式プロセッサ!市販品もあるよ!

 こんにちは、トツカです AMDから新しいプロセッサが発表されました といってもデスクトップ向けではなく、組み込み向けの「Ryzen Embedded」です しかし魅力的なスペックを持っていること、市販製品も存在することから是非ご紹介したいと思い記事にしました 今回発表されたのは ・AMD Ryzen Embedded V2748 ・AMD Ryzen Embedded V2546 ・AMD Ryzen Embedded V2718 ・AMD Ryzen Embedded V2516 の4モデルです コア数/スレッド数 標準クロック ブーストクロック iGPUコア数 iGPU最大クロック 最大同時出力画面数 L2キャッシュ TDP V2748 8C/16T 2.9GHz 4.25GHz 7 1.6GHz 4 4MB 35-54W V2546 6C/12T 3.0GHz 3.95GHz 6 1.5GHz 4 3MB 35-54W V2718 8C/16T 1.7GHz 4.15GHz 7 1.6GHz 4 4MB 10-25W V2516 6C/12T 2.1GHz 3.95GHz 6 1.5GHz 4 3MB 10-25W 数字の百の位が「7」、一の位が「8」となっている2つのモデルは8コア16スレッド、 数字の百の位が「5」、一の位が「6」となっている2つのモデルは6コア12スレッド となっています イメージとして百の位の数字がRyzen 7の「7」やRyzen 5の「5」を表し、 一の位の「8」や「6」はコア数を表しているようです また、数字の十の位が「4」となっている製品はTDP 35-54W、 数字の十の位が「1」となっている製品はTDP 10-25W とされています 今回のRyzen Embedded V2000シリーズにおいて何より注目すべきポイントは CPUの製造プロセスが7nmの「Zen2」である点です これはデスクトップ用のRyzen 3000シリーズやラップトップ用のRyzen 4000シリーズと同じ製造プロセスで、 AMD RyzenがIntel Coreに負けないようなシングルコア性能を手にしたことでゲームやオフィス用途での性能が大きく上がったという大事なプロセスでもあります 前モデルのRyzen Embe

ZOWIE CELERITAS IIを個人輸入しました

こんにちは、トツカです 日本では購入できない ZOWIE CELERITAS II というキーボード(US配列版)を個人輸入しました その行程について、簡単に紹介します 購入 購入はAmazon.comで行いました 元々はメーカーの公式サイトから購入する予定だったのですが、 不具合があった為Amazon.comからの購入になりました 値段は$129.99-で、追加料金のかからない通常発送を選択しました これが2020/6/15のことです AmazonからOPASへ Amazon.comからの商品は、 2020/6/18にOPASに向けて発送されました OPASは個人輸入に便利な私書箱サービスで、 簡単にアメリカの住所を持つことが出来ます 荷物は一度OPASの住所(私の場合はオレゴン州ポートランドでした) に送られた後、OPASから日本に配送されます 日本への直送に対応していない荷物の購入に役立つ他、 アメリカから荷物を複数購入するときにはOPASを経由することで 配送料を削減できる可能性があります OPASのサイトは完全に日本語に対応しており、 見積もり・決済の手続きも全てネット上で行えた(ぽちぽちと選択していくだけ) ので、英語が全く出来ない人でも心配はありません Amazonからの商品がOPASに届いたのは2020/6/21のことでした OPASからの発送 OPASに荷物が届いた時点で、私の元にメールが届きました その後、発送方法の見積もりを取ってもらってから 発送方法を選択して料金を支払うのですが、 日本とアメリカとの時差もあり、 決済が完了したのは2020/6/23でした 配送方法の選択肢としては UPSやDHL,FedExなどもありましたが、 配送日数の短さや値段の安さ、荷物の追跡が出来ることなどから ヤマト運輸を選びました 重量は8ポンドで大きさは12×25×52(センチ)、配送料金は$92.60でした 「送料割引」の欄に20ドルの割引が表示されていますが、 これはOPASの登録時にもらえるクーポンを使ったからです (実は今回は初回利用ではないのですが、初回利用時に使い忘れたので使いました) 荷物の追跡履歴(国内到着まで) 決済当日の6/23に受付された荷物は 翌24日にアメリカを離れ、27日に日本に到着しました そして、2020/6/28には私の自宅に

Seasonicの新しい電源ユニットは保証期間が魅力

こんにちは、トツカです 2020年3月2日、高品質な電源ユニットで知られる Seasonic が 新しい電源ユニットを発表しました 最大容量 700W の TITANIUM 認証ファンレス電源、 Seasonic「Prime Fanless TX」 記事中にもあるように、ラインナップされるのは 600W モデルと 700W モデル。 この内 600W モデルの方は、以前から国内発売されていた SilverStone Nightjar NJ600 という製品のベースモデルだとされています Seasonic Prime Fanless TX-700 はこんな見た目 SilverStone Nightjar NJ600 はこんな見た目です Seasonic のものは黒、 SilverStone のものは銀という外見上の違いがありますが、 実は 保証期間にも大きな違い があります SlverStone Nightjar NJ600 の保証期間が3年間なのに対して、 Seasonic Prime Fanless TX-700 の保証期間は12年 となっています Seasonicの 600Wモデルの詳細がまだ発表されていないのでこれはアンフェアな比較ですが、もし600Wモデルでも12年の保証がつくのであれば大きな魅力です また、もし保証期間が短かったとしても色は違うため、単純に選択肢が増えるという意味で素晴らしいことです ちなみに、 Seasonic Prime Fanless TX-700 の値段はまだ発表されていませんが、 SilverStone Nightjar NJ600 は2020年3月4日現在2万8千円から3万円程度で流通しています